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川崎在日コリアン生活文化資料館 資料室
分類: 在日一世の証言
DT015
「特別在留をもらいに毎月入国管理局へ」(1924年生、女性)
ドブロクをやっていた時は、警察にチクラレたことがあったよ。ドブロクは自分の家ではなく、小屋を借りて作っていたけど、その小屋までみんな警察に教えた人がいたのよ。刑事が私の店の前を何回も通るようになって、調べがくるだろうと思ってしばらくは作らなかった。1週間くらい過ぎて、ずっと調べに来なかたから、もう大丈夫だろうなと思ってね。店に出す酒もなくなって、一斗づつ四つくらい入れたかな。そしたらバーツと警察が来て、もうやかんから何から、みんな持って行かれた。それに酒入れたのはふくらんで何斗にもなるのよ。それで警察に連れていかれて、酒並べた中に座らされて写真撮った。撮られたくなかったのに「おい頭上げて」って言われて、顔を上げなくちゃなんなかった。
旦那さんを追っかけて、戦後また日本に来たから、私はビザがなかったけど、問題になったのはそのしばらく後。昼間、客から
徴用
徴用と結婚
仕事がなくどぶろく作り
どぶろく
解放後
解放後の一時帰国のために 
帰国準備
子供の受けた差別
強制連行されてた夫を追って
夫が死んで必死に働いてきた
親の決めた結婚
差別を逃れて
逃亡
戦後の池上町(旧桜本3丁目)で暮らして
「特別在留をもらいに毎月入国管理局へ」
トラヂ会の楽しみ