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川崎在日コリアン生活文化資料館 資料室
分類: 在日一世の証言
DT002
徴用と結婚 一九二三年生まれ、女性
「ちょうど日本の戦争がシナだ、満州だ、あちこちで始まっていて、みんな徴用に引っ張られたりして‥‥。うちからちょっと離れたところでも五、六人連れて行かれたの。もう一八過ぎればほとんど徴用みたいに連れていかれちゃうの。誰々、歳はいくつ、家族が何人と全部役所にのっているじゃん。その村に役所から通知がくれば強制的に行かずにはいられなかったんじゃん。わたしたちの年齢ではそういう思いした人多いと思うよ。歳が若くても嫁にやるのは、結婚させれば強制的に引っ張っていかないから。父親が『娘を徴用にやれば、遠いところに連れて行かれてなにされるかわからないから、それよりは年が若くてももらってくれる人がいれば嫁にやるのがよいだろう』と、そういう頭で若いときに結婚させたと思うの。昔わたしらの時代の結婚は、親同士で決めて、写真一枚だけで、本人は何もわからないまま親の言うなりに。そういう時代だったもの」
徴用
徴用と結婚
仕事がなくどぶろく作り
どぶろく
解放後
解放後の一時帰国のために 
帰国準備
子供の受けた差別
強制連行されてた夫を追って
夫が死んで必死に働いてきた
親の決めた結婚
差別を逃れて
逃亡
戦後の池上町(旧桜本3丁目)で暮らして
「特別在留をもらいに毎月入国管理局へ」
トラヂ会の楽しみ