聞き書き実施担当者の感想のまとめ                
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白鳥優子 / 大学院生 / お世話になりました。
このような機会を与えていただきありがたく思っています。すごく貴重なお話をきくことができました。しかしながら、それはご本人にとっては現実であり、今ではもう全く考えられない話だなどとはまとめたくありません。こうした問題は、現在にも引き続いて起きていると思います。
もちろんその矛先は変化してきていますし、現在ではあからさまな偏見などはなくなったように思います。しかしあからさまでなければ、日本の利益のために他の国の人々が犠牲になってよいということはないと思います。言葉と言う形でまとめてしまうことにも、うわべだけの判断をするという点では、もしかしたらよくないことなのかもしれません。差別禁止と言うことは容易いことです。
 私はそこから実際に、なにができるかが大事なのだと思います。本当はあえて「多文化共生」などと言わない社会が、多文化の成立した社会でしょう。私たちは多文化共生と叫ぶことで問題点を隠そうとしているのかもしれません。
 この聞き書きに参加して、草の根的運動から始めることは非常に重要だと思いました。様々な人が、過去を振り返り、そして現在を見つめて問題を話し合う場があることで、その状況に即した解決策が生まれてくると思いました。  
今回は、ふれあい館の皆さん、ボランティアやお仕事をされている方々、そして高齢者の方々にお会いできて新たな視点を見つけることができました。ありがとうございました。
 
名前 / 肩書き / 題名
矢野泉 / 大学教員 / ハルモニとの再会
白鳥優子 / 大学院生 / お世話になりました
増田みつ枝 / 社会人大学生・ハングル講師 / 聞き取りに参加して
中村裕之 / 高校教員 / 聞き書き 断章
大越貴子 / 大学教員 / 人間は人を信じるもの
金子美沙 / 大学生 / 集中聞き書き事業に参加して
橋本みゆき / 大学院生(当時) / 残酷なインタビュー
猿橋順子 / 大学教員
黒川真理子 / 大学生 / 聞き取りを行って
金井美里 / 大学生
山田泉 / 大学教員 / ハルモニへの聞き書きで感じたこと
青木美江子 / おおひん地域在住 / 実際に生きてきた道、その思いを語る
木下加奈子 / 団体職員 / ハルモニの人生にふれて
柳澤綾乃/ 大学生 / ほんの一言・・・。
☆カン・トッチョルさんへ☆
寺辻英恵 / 大学生 / ハルモニの笑顔が輝いている理由(わけ)