メルマガ第10号

2009 年 9 月 2 日 edt03ht

川崎在日コリアン生活文化資料館メルマガ第10号
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 川崎在日コリアン生活文化資料館 メールマガジン 第10号
 2007年8月20日(月) 資料館運営委員会メルマガ担当発行

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2006年4月、「川崎在日コリアン生活文化資料館」が開設されました。これにともない、資料館の主役であるハルモニやハラボヂたちと、資料館をオンラインで訪れる人、資料館づくりを支える人びとをつなぐコミュニケーションの手段として、メールマガジンを発行しています。
《第10号内容》
1.ハルモニたちの作文と絵の作品展 閉幕
 
2.みんなの声
    ・夏休み協働プログラム☆中間報告
3.行事案内
    ・コリアンな街 世代と民族を結ぶワークショップ
    ・ドキュメンタリー映画上映会「オレの心は負けてない」
4.平和と歴史を考える博物館めぐり
    ・偽満皇宮博物院(中国 吉林省)
□■□ ハルモニたちの作文と絵の作品展レポート □■□
7月23日から8月5日にかけて川崎市役所第3庁舎で開かれた作品展は、好評のうちに幕を閉じました。何人かの方に観に行った感想を聞いたので、勝手にご紹介します。

・知識としては在日一世の歴史についていくらか知っていたけども、 肉筆の作文などを見たら実感がわいてきました。
・型にはまらない俳句に感情が直接表現されていて直接響いてくる。
・場所が変わると雰囲気も変わって、交流センターでの展示とはまた 違ったよさがあります。
・市のHPにも載っていなかったし、あの場所であんな企画があること
 が周囲にわかりにくかったのではないか。ちょっともったいない。

ウリハッキョ(ふれあい館識字学級)のハルモニたちの作品は、ゆくゆくは資料館サイトにアップされる予定のようです。今回実物を見ることができなかった方、どうぞお楽しみに!
□■□ みんなの声 □■□ 

この夏、在日韓国・朝鮮人の歴史を一定程度学んだ方や生活史聞き取りの経験、映像記録化などの技術をお持ちの方を中心に、かわさきのハルモニ・ハラボヂの歴史や生活文化の記録化に向けた協働作業を展開中です。われこそ担い手に!という方は管理人までご一報ください。(在日というテーマ入門者向けには次項のワークショップをお勧め)プログラムに参加していて資料館サイト運営委員でもある猿橋さんに、中間報告を書いていただきました。

○夏休み協働プログラム☆中間報告!?  猿橋 順子さん○

幅広く、奥深いテーマが目白押しの「在日コリアン高齢者の生活史と文化を記録する2007年夏休み協働プログラム」。8月6日の「在日コリアン一世高齢者の生活史」の語りと、9日に行われた笠原儀一氏、飯島善蔵・松子ご夫妻の語りに聞き手として参加しました。ここに一言でまとめることは到底出来ない、個人と家族、政治と社会の劇的な錯綜に、身体はそこにありながら、聞き手としての存在を全うしきれない感覚を度々味わいました。かつて「語りに耳を傾けることは、ジェットコースターに乗るようなもの」と聞いたことがあります。語りの瞬間は受け身となる聞き手に求められることは何かを考えました。①文脈を把握するための知識、②いかなる展開も受けとめる心のコンテナー(容器)、③自身の現状との接点を紡ぎだす想像的創造力。記録化のためにテープを何度も聞き返しながら、私の聞き手としての能動的な模索は今もなお続いています。


□■□ 行事案内 □■□

○コリアンな街 世代と民族を結ぶワークショップ(再掲)

在日韓国・朝鮮人に関して入門の方のためのワークショップです。さまざまな世代・民族の人たちが在日コリアン高齢者と交流しながら学ぶ場です。在日コリアン家庭料理、生活史、地域歩きなどを通して、身近にあるコリアンな街を感じてみませんか。

・8月22日(水)午前9時~午後5時
・参加費 500円(昼食代及び資料代)
・定 員 20名
・申込み 名前・所属・連絡方法をEメールかFAXで担当・三浦まで。
     miura@seikyu-sha.com FAX 044-287-2045
・主 催 かわさきのハルモニ・ハラボヂと結ぶ2000人ネットワーク
○ドキュメンタリー映画「オレの心は負けてない」上映会【転載】在日朝鮮人「慰安婦」宋神道(ソン・シンド)のたたかい

・上映日 8月25日(土) 7:00pm~(6:30pm開場)
・場 所 なかのZERO 小ホール(JR中野駅南口から徒歩8分)
・制 作 在日の慰安婦裁判を支える会
・監 督 安海龍(アン・ヘリョン)
・上映時間 95分
・鑑賞券 1,000円
・予 約 Emailにて8月23日(木)まで受付 sasaelukai@yahoo.co.jp

 ◇上映会当日、なかのZERO「展示ギャラリー」にて、宋神道さんを
 はじめとする「慰安婦」被害者たちの写真、パネル展示を行います。
  1:00pm~6:30pm 入場無料

 ◇今後の上映会予定
 9月7日(金)仙台、10月13日(土)長野、10月14日(日)松本、
 11月17日(土)福岡、11月24日(土)札幌
 
 ◇お問い合わせは
 主催:在日の慰安婦裁判を支える会
 Tel&Fax:03-6324-5737 Email: sasaelukai@yahoo.co.jp
 http://www.geocities.jp/sasaelukai/
□■□ 平和と近代史を考える博物館めぐり □■□

今回は外国の博物館です。前号で靖国神社遊就館を取り上げましたので、今度は遊就館の1ヵ月後にメルマガ管理人が訪ねた、中国は東北地方長春にある「偽満皇宮博物院」をご紹介します。満州事変(1931年9月18日)翌年の32年から45年まで、長春は「満州国」の首都・新京でした。偽満皇宮博物院の入り口には江沢民の名と共に「勿忘“九.一八”」と刻まれた碑があります。緊張しながら入ると、「さすが、皇帝のために労務者を動員しまくった立派な建物!」とひとしきり感嘆。当時のままの部屋や写真が淡々と展示されており、土産物屋は蒸しパンを片手に「韓国人か」とにこやかに話しかけてきて、「日本人だ」と答えても意外にものどかな雰囲気。場内の廊下には元首相の中曽根さんが訪問したときの写真が飾られています。展示する側の言葉は少ないけれど、展示のもとになった歴史の事実の重みを静かに感じました。そして、遊就館での「五族協和」絶賛とはずいぶん違うなあ、と。
□ミニ案内□
偽満皇宮博物院(中国 吉林省長春市)

開館時間 5~10月は8:30~17:20 11月~4月は8:40~16:20
拝観料 40元
長春駅よりタクシーで5分、5元。

詳しくは新しい旅行ガイドブック等をご覧ください。
▽長春市の観光HPもなかなかおすすめです。
http://www.nagaiharu.com.cn
□■管理人より■□ 
ハルモニたちの夏の暮らし方についての作文(in作品展)にあった、井戸でちょっと冷やしただけの西瓜がとてもおいしそうでした。この夏はほんとうに暑いですね。でも、冷房に頼るだけではなく、からだに負担をかけない涼しいすごし方を試してみるのはどうでしょう。

資料館サイトの充実と関心を持つ人の輪を広げるため、ご意見や情報提供をお待ちします。文面・お名前をメルマガ上で公開してほしくない場合は、その旨明記してください。

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 〒210-0833 川崎市川崎区桜本1-5-6
 川崎市ふれあい館   ℡044-276-4800 fax044-287-2045

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